成田からバンコクへ
機内。まもなく離陸。
後で、隣のジャーナリストに話しかけてみよう。
成田空港、出発ロビーで、Tさんは最後まで笑顔で、
高く手を手を挙げて、見送ってくれた。
ありがとう。

費用 10,000円
日本円で、1万円使っている。
エクセルの表コピペができるはずなんですが、うまくいかないので、とりあえず画像コピーします。

【回想】旅が始まった
長期旅行のスタート。
成田空港から、タイのドンムアン空港にフライト。
(当時はまだ、スワンナプーム空港 は無かったです。)
当時の彼女が、搭乗ゲートまで僕を見送ってくれた。
母は、僕が車に乗って、角を曲がるまで、
ずっと家の前から心配そうに僕を見送ってくれた。
ネットや携帯も無かったので、当然、Eメール、グーグルマップ、SNSがない時代。
海外個人旅行のハードルは今より少し高かった。
飛行機で、隣にいる人が、カメラを整備し、必死に何か書いていた。
話かけたところ、ロッブリーにある、エイズ患者のホスピスの取材に行くそうだ。
単発取材ではなく、何度も何度も通い、患者と信頼関係を築いているらしい。
時間があったら、是非来てくれと言われたので、タイ語の住所を、教えてもらった。
エイズはコロナと違って感染力が弱いものの、不治の病として恐れられていた。
(というか、2022年の今もできるのは発症を抑えるまでか)
この頃、10年後とか20年後の未来には、人類の半分がエイズで死ぬとか言わてた!
タイでも益々患者が増えていた状況だった。

隣のジャーナリストのメモ帳から書き写した、エイズ患者のホスピスの住所だ。この数年後、僕は、所用でロッブリーには行ったものの、ホスピスには気が引けるし、ちょっと怖いし、訪問できなかった。その時、運転してくれた人はエイズを発病し、亡くなってしまった。今でこそ、あまり注目されていないが、コロナよりも何倍もまだまだ怖いのがエイズだと僕は思う。
コメント
アナログの旅日記を読みました。面白い!わずか20年数年前なのにネットなしスマホなしメールなし。親でも子供が今どこにいるのか分からない、、、。世界で独りぼっちになった旅人は、見知らぬ国で人を知り、危険を知り、オマケに風邪まで引いてしまう。大変でしたね。だけどホテルの人や出会った人を介してその土地をより深く知っていく。これがアナログの旅の醍醐味でしょう。情報が豊富な時代より余程頭を使っかた筈。今だってきっと役に立ってますよ。良い旅をしましたね。続きを期待します。
life小夏様
温かいコメントありがとうございます。
ネットやデジタル機器を使わない当時の旅日記を楽しんで頂けているようで、幸いです。
UPしていくので、引き続きよろしくお願い致します。