”ルームシェアしよう!”→いや、無理でしょ!
”トントン・・”
深夜に、ノックがあった。
僕はドアを開けなかった。
フロントのお姉さんが、
”お客さんから、シェアしたいという希望あります、”
と言っている。
すかさず、ドア越しに、
”Hi!俺とルームシェアしようぜ!”
とか男性の声。
やけに、テンション高めだった。
具合が悪くて寝ていた僕は、そのテンション高めの声を聴くだけで、ぐったりしそうだった。・・・あ、いやー、風邪ひいてるし、やめておくよ、
と、丁重に断った。
僕の泊まっていた部屋は、8ドルという安宿だ。
しかし、ツインルームで、広々とした部屋だった。
確かに、ルームシェアできる部屋だが・・・、疲れます。
今日の費用 1,310円
項目 | 通貨 | レート | 当時のおおよその相場で換算 |
朝飯 | 15,000 | 0.0100 | 150 |
昼飯 | 20,000 | 0.0100 | 200 |
夕飯 | 15,000 | 0.0100 | 150 |
ガム | 1,000 | 0.0100 | 10 |
宿 ドル | 8 | 100 | 800 |
合計 | 1,310 |
回想 ルームシェアは慎重に
夜間に、突然のシェアルームの申し入れ。
流石に、当時の安宿でも、珍しいことだった。
フロントの姉さんとしては、シェアルームしたら宿代が安くなるので、親切心で提案したのだろう。
翌朝、熱が下がった。
フロントのお姉さんに、
”昨日はごめんなさい。僕は、シェアしないから、今後は断ってね”、
と話した。
ルームシェアの目的は、費用削減だ。(ルームメイトとの交友が楽しい、という人もいると思うが)
もし、100ドルする宿なら、シェアする効果はあるが、何しろこの宿は8ドルなのだ。
他人とシェアし、英語で会話する億劫さ。
気遣い。
盗難リスク。(日本人の間でも、盗みをする有名な奴がいた)
そんな面倒な事を考えるくらいなら、普通に8ドル払う。
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