1995年5月21日 香港滞在7日目

Mr.ボーン 1995年回想旅行記
Mr.ボーンもかなりレンズが厚い眼鏡をかけていた。元々ピンボケしている写真。さらに念の為、ぼかしをかけて、ご本人くらいしか、本人とわからないようにはしました。大丈夫ですよねMr.ボーン?

香港で眼鏡を購入

眼鏡を買った。度付き眼鏡に、アタッチメントでサングラスを付けるタイプ。目を守りたいので買った。また、予備の眼鏡としても欲しかった。眼鏡は日本よりも安い。

旅の費用

回想 昔、眼鏡は1万円で買えなかった。

2000年頃まで、日本の眼鏡はとにかく高かった。
名前も聞いたことのないブランドのフレームだけで2万円、標準レンズが1万円。さらに「非球面レンズは1枚5千円」「薄型なら2千円」「一番薄型は4千円」と、次々と追加料金が積み上がる。今なら1万円で買えそうな眼鏡が、当時は3万〜4万円もしたと思う。

そんな時代に僕が旅した香港では、事情がまるで違っていた。ラッキーゲストハウスの番頭・Mr.ボーンから「香港は眼鏡が安いし、視力を測る機械も日本と同じだよ」と聞いたのがきっかけだ。これからの旅はまだ長いし、香港以上に日差しの強い土地にも行くはずだと思い、現地で眼鏡を作ることにした。

実際に手に入れたのは、クリップ式のサングラス。もちろん度付きだ。予備として眼鏡も欲しかったし、何よりUVカットの青いレンズが旅心をくすぐった。ちょうど当時の香港では青いレンズが流行していて、黒や茶色とは違う鮮やかな青の世界が気に入った。

サングラス眼鏡は快適で、旅行中ずっと活躍してくれた。値段は1万円未満。日本なら3万円はしたはずだから、その価格差に驚いたものだ。
「なぜ日本の眼鏡はこんなに高いのだろう?」と不思議に思っていたが、その答えのように2001年、日本にもファスト眼鏡の先駆者 JINSZoff が登場。「眼鏡一式1万円」の時代が始まったのだ。Zoffで眼鏡を作ったときは、香港での体験を思い出し、「ついに価格差が埋まった」と感じた。

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