レンズ交換
初期不良のレンズを、無事に交換できた。
旅の費用

T/C 50,000円両替→HK$4450
回想 レンズ交換の場面で
フォーカスリングに不具合があったレンズを手に、昨日の購入店へ向かった。
現品を店員に見せると、実際にフィルターが回らないことを確認した店員は、表情を変えずに一言。
「ちょっと待っとけ」
そう言って奥へ消え、ほどなく交換品を持ってきた。
一言の謝罪もない。
故障品だったことは最初から分かっていたに違いない。
旅行者の僕に掴ませるつもりだったのだ。香港から出国してしまったら、容易に戻ってこれないから。
無事に交換できることがわかると、その場に同行してくれたラッキーゲストハウスの旅人は、額に汗をにじませ、シャツも汗でびっしょりになりながら、
「良かったー! 良かったー!」
と、まるで自分のことのように喜んでくれた。
当事者意識のかけらも見せない店員と、心から祝ってくれる旅人。
あまりに対照的な二人の反応が、いまも強く心に残っている。
回想 フィルムの撮影場所を探して
フィルム写真には、スマホのようなGPSタグはない。
記録しておかない限り、見返したときに「え、これどこ?」となる。
当時の僕は、国境をまたいだらフィルムを交換するとか、現像したネガに説明を書いておくといった基本すらしていなかった。
だから、地区どころか国すら不明な写真が残っている。
赤い服の人が写っている一枚もそうだ。香港で撮ったことはわかるが、場所がはっきりしなかった。
試しにGoogleマップで探索してみたら、似た写真が見つかり、「香港文化センター」だと判明した。
その後、ChatGPTにも写真を見せて「ここはどこ?」と尋ねてみたら、余裕の正解。
この数日、僕が香港に関する入力を頻繁にしていたので、念のため使っていないGeminiに聞いてみても、やはり的中だった。
香港文化センターのように、数十年変わらない建築物なら、AIの正解は想定内だ。
でも、街並みがまあまあ変貌した場所ではどうだろう。



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