1995年4月22日 シェムリアップ滞在3日目

アンコールワットの猿 1995年回想旅行記
アンコールワットでくつろぐ猿

アンコールワットは最高だった

アンコールワットに行った。
今いるのは、アンコールワット正面寺院内、一番上。僕一人だ。
18時15分。 サンセットのタイミングで、この場所まで登ってきた。

アンコールワットも素晴らしい。
空、風、太陽、暑さ、鈴虫やカエルの鳴き声や鳥のさえずり、それらの自然と アンコールワットの調和が素晴らしい。
そして、その調和の中に自分が存在していることに、感動した。

アンコールワットの赤を帯びた灰色の石。
石の色は、正確には、緑、白、灰、赤、茶、といった色が混じっていて、 光の加減で見え方が違う。
静かだなー。

アンコールワットの一部
アンコールワットの一部

補修はこれから
補修はこれから
ちょっと奇怪な木
ちょっと奇怪な木

当時は人がいなくて良かった
当時は人がいなくて良かった

Firing管理人
Firing管理人

アンコールワットで夕暮れを待つ。
アンコールワットで夕暮れを待つ。

夕暮れを待つ。

アンコールワット、夕焼け、ビール。
アンコールワット、夕焼け、ビール。

これ見ながら、ビールを飲む。最高。

今日の費用 1,509円

項目通貨ドルレートドル
朝食(アンコールワット付近で食べたパンと卵)ドル1.01.00001.0000100100
バイタク ドル6.01.00006.0000100600
昼食 紅茶 ドル0.31.00000.300010030
昼食 コーンスープ ドル1.01.00001.0000100100
昼食 フライドライス ドル1.21.00001.2000100120
夕食3,000.00.00051.3636100136
500.00.00050.227310023
宿 ドル41.00004.0000100400
1,509

回想 サンセットは独り占め、ただしリスクあり

昼間でも観光客はまばらだった。
解放された公園のように、開門とか閉門時間の管理も無かった。
日が落ちるころには、ほぼ貸し切り状態で、遺跡を楽しむことができた。
観光地化された今のアンコールワットではできない体験だ。
(コロナ禍のタイミングならできたかもしれないね)

僕は何回かアンコールワットに行った。
始めは往復バイクタクシーだったが、2回目か3回目にレンタルでバイクを借り一人で行った時の帰りが怖かった。
夕方。路は舗装されておらず、勿論街灯もない。
日が暮れてしまったら真っ暗だった。
アンコールワット周辺は森林だ。
その森林にはポルポトの残党が潜んでいるから、夜は特に危険、と言われていた。

”ヤバいヤバい、日が完全に落ちる前に、ここを抜けたいな・・・”
そう思いながら、バイクを宿に向けて走らせていたら、前方に自転車のペダルを力いっぱい高速回転している欧米人がいた。
その必死な後ろ姿から、彼もまたヤバいと思っているのが、伝わってきた。

17年後の、2012年にも僕はアンコールワットに行った。
その時はすでに大観光地化されていた。観光客も大勢いた。
アンコールワットの正門にも、チケットの有無をチェックする人がいた。
入場と退場の時間も決められていた。危険な雰囲気もなくなっていた。

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