1995年4月16日 ホーチミン9日目

ベトナム立派なビル 1995年回想旅行記
ボロボロの建物だけではなく、こいうビルもあった。

やっぱりドルは強かった

円の流通が少ない。
ベトナムで、大きい銀行に行っても、円T/Cは断られることが多かった。
円が使える場合も、T/C一枚につき、1,500円という、超高額手数料を要求されることもあった。


銀行ではなく、市中の両替商も確認した。
両替商はポケベルのような機械を持っていて、スポットレートを確認していた。
見せてもらうと、白黒の画面に、円、ドル、そのほかのレートが表示されていた。
1ドル85円のレートだった。
大学のゼミで、円高要因とか、円高になると日本の株が下がる理由とか、授業で議論したっけ。
とりあえず、所持しているお金の比率は、ドルより円が多かった。
だから、円高歓迎。
株持ってないし。
日本にいると、円高とか円安とか、あまり意識しないが、旅行中は日々の生活に直結する。

今日の費用 1,750円

項目通貨レート当時のおおよその相場で換算
写真現像46,0000.0100460
朝食パン20000.010020
昼食パン20000.010020
バナナ20000.010020
オレンジジュース50000.010050
ベトナムティー10000.010010
トマトパスタ70000.010070
35000.010035
夕食 パン20000.010020
ライス、ステーキ120000.0100120
コーラ25000.010025
葉書 ドル1100.0000100
宿 ドル8100.0000800
合計1,750

回想 一ドル85円。

円高になると、輸出企業が多い日本の株価は下落傾向になった。
だから、日本では円安を良しとする声が多かった。

しかし、当時の僕はは、それがどうしても理解できなかった。
国の価値が下がるから、その国の通貨が下がるものだと思っていた。
国の価値が上がると、その国の通貨が上がるものだと思っていた。
通貨は、国の株みたいなものだと思っていた。
日本人は、円を持っているから、円が上がればいいに決まってるじゃないか、と思っていた。
(今も、結構そう思っている。)

2022年6月初旬、1ドル133円。
今、”悪い円安”、とか言う人いるけど、よくわからん。円安が悪いと思う。

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