1995年4月15日 ホーチミン8日目  

1995年回想旅行記
椅子の下の犬

小汚い恰好でディスコへ!(clubじゃないよ)

ディスコがあるというのを聞いて、一人で行った。
夕方行くとまだ空いていなかった。
ディスコ前のレストランで牛乳飲んでポテト食べて待つ。
”外国人?”
と、隣で食事していたベトナム人の女の子から話しかけられた。

今度はウェイトレスからも、
”どこから来たの?”、
と聞かれて少し雑談。
暫くすると、紅茶をサーブしてくれた。

ディスコに入場するときに、黒服に、呼び止めれた。
どうやら、僕は、ドレスコードを満たしていないようだ。
それもそのはず。
僕は、短パンに薄汚れたTシャツ姿だった。
黒服は、
”でも、あなたは外国人だから、特別だよ!!”

と、入場を許してくれた。

ダンスフロアー横で、コーラを飲んでいたら、
”外国人なの?”
と、隣に座っていた女の子から話しかけられ、雑談。(逆ナンではなかったと思う)

多分、ベトナム人にとって、日本人は珍しいんだろうな。
”日本人だよ”、と僕が話すと、皆、好意的に受け入れてくれた。

今日の費用 5,455円

項目通貨レート当時のおおよその相場で換算
朝飯パン 3,0000.010030
パン40000.010040
昼飯 ラーメン60000.010060
昼飯 ジュース30000.010030
シクロ40000.010040
シクロ40000.010040
シクロ30000.010030
バイタク50000.010050
ベトナムリエントリービザ301003,000
葉書1100100
ディスコの前のレストランで牛乳100000.0100100
ディスコの前のレストランでポテト170000.0100170
夕食 ヨーグルト20000.010020
夕食 水30000.010030
夕食 チャーハン75000.010075
ディスコ入場料300000.0100300
シクロ40000.010040
ジュース100000.0100100
その他不明4100400
宿泊代 ドル8100800
合計5,455

回想 旅行者もTPOはわきまえるべきだ

ベトナムでは、”日本人です”、と言うと、良い意味で特別扱いしてくれることがあった。

僕は、アジア旅行中は、ほとんど短パンだった。
上は、ヨレヨレのTシャツに、フィッシングベスト。
当時の自分の写真を見ると、
”もうちょっとおしゃれな格好できなかったのか?”
と、恥ずかしくなる。
貧相な格好の方が強盗に狙われにくい、というリスク回避もあったものの、酷い身なりだった。
僕は、そんな酷い身なりのまま、ディスコに行ってしまった。
周りのベトナム人は、長袖長ズボン、サンダルではなく靴を履いていた。
客層は、経済成長の恩恵を先取りしたような人たちが多かったと思う。
ドレスコードさえ満たしていない僕に対しても、僕が日本人というだけで、優しくしてくれた。


日本人に対して、現地人が優しくしてくれたり、融通を利かせてくれるのはありがたいことだ。だからこそ、日本人はそれに慣れず、甘えず、優しくしてくれた人に感謝するのが良いと、僕は思う。また、身なりも、その場に調和できる格好をすべきだ。
(僕が今こう思うのは、
”自分は外国人だから、特別扱いしてしてね!”
という態度の日本人の駐在員を、時折、アジアで見てきたからだ。
また、日本にも”特別扱いしてね!”という白人がチラホラいますね。)

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